観光もグルメもショッピングも楽しむ!マレーシアで女子旅におすすめのスポット15選
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日本から直行便で約7時間、東南アジアのほぼ中心に位置するマレーシア。比較的英語が通じやすく、物価も低めで、時差も1時間のため日本人にとって旅行しやすい国の1つです。エリアによって、近代的な都市からおしゃれなショッピングスポット、文化や歴史が入り混じる街並み、ジャングル広がる離島まで、さまざまな表情を見せてくれます。
今回は、女子旅を考えている方に向けて、観光もグルメもショッピングも楽しめるおすすめスポットを15選ご紹介します!
初めての海外旅行にもぴったり♪マレーシア基本情報
マレー半島南部とボルネオ島北部からなる東南アジアの国、マレーシア。公用語はマレー語、国教はイスラム教で、人口の約7割を占めるマレー系のほか、中華系やインド系などで構成される多民族国家です。
【Q】物価は?費用はどのくらいかかる?
マレーシアの通貨はリンギット。現在、物価は日本と比べて約2分の1~3分の1程度。費用は時期や宿泊先によって異なり、2泊3日~4泊5日の場合は、飛行機代や宿泊代も含めておおよそ7~17万円程度が目安。クレジットカードは普及していますが、屋台グルメを楽しみたい場合は現金をご用意くださいね!
【Q】気候は?どんな服装がおすすめ?
赤道に近いマレーシアは、1年を通して30℃前後の常夏の国。日本の夏の服装で過ごすことができますが、日差しが強いのでサングラスがあると◎。急に雨風が強くなるスコールがやってくることもあり、折りたたみ傘の携帯は必須です。またレストランや商業施設内はクーラーが効いていることも多いので、上着を持っていってくださいね。
【Q】ビザは必要?入国するための手続きは?
日本国籍の場合90日以内の滞在ならビザの申請は不要ですが、2024年1月1日よりデジタル入国カード(マレーシア・デジタル・アライバル・カード/MDAC)の登録が必要になりました。到着後でも登録できますが、スムーズに入国したい場合は専用ウェブサイトからの事前登録がおすすめ。入国日を含む3日前から登録できます。
【Q】国内の移動方法は?
クアラルンプール中心部は電車が便利です。「スムーズに移動したい」「待ち時間を減らしたい」という方は、料金交渉が不要で、乗車前にルートや金額が分かる配車アプリ「grab」がおすすめ。多少長い距離でもリーズナブルに利用できて便利です。バスに乗る場合は、駅やコンビニで購入できる「Touch 'n Go」というプリペイド式交通カードが利用できます。
マレーシアで女子旅におすすめのスポット15選
①ペトロナス・ツインタワー
アジア有数の近代的な大都市である、マレーシアの首都・クアラルンプールを象徴するスポット。高さ452メートル、地上88階建ての2本のタワーで、内部には340を越えるの多彩な店舗が入っています。おすすめは夜に訪れること。ライトアップされたペトロナス・ツインタワーをバックに、毎日行われる噴水ショーには目を奪われます!
②鬼仔巷(クワイ・チャイ・ホン)
1960年代の古き良きチャイナタウンの日常を描いたウォールアートや、ノスタルジックな街並みを楽しめるスポット。一歩足を踏み入れるだけで、近代的なクアラルンプールからタイムスリップしたような気分になれますよ♪近くにはお洒落なカフェやショップがあり、散策するのが楽しいエリアです。
③セントラルマーケット
マレーシアらしいお土産を買いたいならこちらへ!イギリス統治時代から続く、クアラルンプール中心部にあるマーケットですが、2024年に改装工事が終わり、内装も一新されました。2階建ての屋内には、工芸品やアクセサリー、雑貨、衣類、食品などを販売する170以上のショップが入っています。マレーシアの歴史や文化を伝えるハンドメイド品も多く、あなただけのお土産を探すのにもぴったりです。
④ジャラン・アロー
たくさんの屋台が軒を連ねる屋台街ジャラン・アロー。ドリアンなどの日本ではなかなか見られないフルーツや、多国籍な食文化の中で磨き上げられたストリートフードが並びます。夕方からオープンするお店が多いので、にぎやかなマレーシアの雰囲気を感じながら、夕食に出かけてみてはいかがでしょうか。
⑤天后宮
クアラルンプール最大の中国寺院。建物のあざやかな色使いや、きめ細やかな装飾が美しく、春節(旧正月)には空をおおいつくすように真っ赤なランタンが並びます。夜にはライトアップされ、とってもフォトジェニックに!縁結びのご利益があるとも言われ、現地の人々はここで結婚式を挙げることもあるそうです♪
⑥バトゥ・ケイブ
クアラルンプール市内から車で約30分のところにある、マレーシア最大級のヒンドゥー教の聖地。石灰岩でできた洞窟周辺に、巨大な仏像やカラフルな階段、美しい装飾で彩られた建築が広がります。洞窟の奥へ進んでいくと、柱のような鍾乳石が天井から垂れ下がり、光が差し込む圧巻の光景が見られますよ!階段は角度が急なので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
⑦スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク(ブルーモスク)
マレーシア国内では最大級の規模を誇る巨大モスク。ブルーモスクとも呼ばれ、白い壁と青いドームやミナレットとのコントラストが美しいスポットです。礼拝堂にはステンドグラスがあり、時間帯によっては色とりどりの光が差し込んで、息をのむ絶景に。訪れる際はガイドツアー(英語)への参加が必要で、観光客が入場できる時間は限られているので事前にチェックしてくださいね。
⑧プトラモスク(ピンクモスク)
クアラルンプール国際空港から車で30分ほど、マレーシアの新しい行政都市として開発中のプトラジャヤにあるプトラモスク。別名ピンクモスクとも呼ばれる通り、どこを見てもピンクばかり!絨毯から柱、天井にいたるまでピンク色で統一されており、かわいらしいピンクの世界に没頭することができます。プトラジャヤ湖に反射する姿も必見です。
⑨スカイミラー
クアラルンプール市内から、車とボートを乗り継いで約2時間。海の沖合に、毎月限られた日に数時間だけ浮かび上がる「砂の丘」があります。スカイミラーとは、その砂の丘をおおう海面が反射して、鏡のようにあたりを映し出す景色のこと。「マレーシアのウユニ塩湖」と呼ばれるように、条件が合えばSNS映え必至の絶景を写真におさめることができますよ♪車での送迎やボート移動を含むツアーに参加するのが便利です。
⑩ペナン島 ジョージタウン
マレー半島北東部、「海のシルクロード」とも呼ばれていたマラッカ海峡に浮かび、世界中の貿易商人が交差する場所として古くから栄えていたペナン島。1786年にはイギリス東インド会社が入植し、現在のジョージタウンを築きました。こうした歴史から、アジアやヨーロッパの文化が融合した独自の街並みが魅力。コロニアル様式のシティホール、当時の面影を残すお屋敷、各民族の文化を反映する宗教建築など、見どころがいっぱいです!
⑪ボルネオ島 コタキナバル
ボルネオ島北部にあるコタキナバルは、マレーシアの多様な自然を満喫するのにぴったりな観光拠点の1つです。周囲には、ラフレシアやウツボカズラが生息するユネスコの世界自然遺産・キナバル国立公園、テングザルやボルネオ島固有種のオランウータンに出会えるワイルドライフパーク、マリンアクティビティを楽しめる離島やリゾートアイランドなどが充実。中心部には海鮮料理や先住民族の郷土料理を提供する飲食店もあり、五感で自然を味わえますよ♪
⑫デサルコースト
マレー半島南端部にあり、クアラルンプールから車で4~5時間、シンガポールからもフェリーで訪れることができるリゾート地です。近年ラグジュアリーなホテルが次々とオープンしており、注目度が急上昇中!透明度の高い海が広がるデサルビーチ、子どもと一緒でも楽しめるウォーターパーク、海を見ながらプレイできるゴルフ場など、リゾートステイを満喫できます♪
⑬ランカウイ島
マレー半島北西部の海に浮かぶ、99の島々からなるランカウイ諸島。なかでも最も大きな島がランカウイ島で、地質学的な多様性や、その上に築かれた生態系や文化・歴史の貴重さから、ユネスコの世界ジオパークに認定されています。東南アジア最古と言われるジャングル、エメラルドグリーンの海、大小の島々が一望できるビーチなどに囲まれて、自然に抱かれるひとときを過ごせますよ。
⑭オランダ広場
クアラルンプールからバスで約2時間、マレー半島南西岸にある港町・マラッカ。マラッカ王国が築かれた後、16世紀以降はヨーロッパ各国の植民地として統治されてきた歴史があります。オランダ広場周辺は、そのうちオランダ統治時代、17世紀の街並みをそのまま残すエリア。広場を囲むサーモンピンクの建物は特にあざやかで、晴れた日には青空との美しいコントラストが楽しめます!
⑮セントポールの丘
オランダ広場から続く階段を上ると、セントポールの丘にたどり着きます。頂上には、ポルトガル統治時代の16世紀、キリスト教布教のために建てられたセントポール教会跡があり、日本で有名なフランシスコ・ザビエルの像も見られますよ。また、ここから見下ろす街並みとマラッカ海峡は絶景!特に夕日が沈む時間帯がおすすめで、マラッカの歴史や日本とのつながりを感じるひとときを過ごせます。
ラマダン期間やラマダン明けはご注意を!
マレーシアはイスラム教国家のため、日の出から日没まで断食を行う「ラマダン」という期間があります。期間中やラマダン明けの時期は、お店の営業時間が変わったり、主要なスポットが閉鎖されたりする場合もあるのでご注意ください。一方、ラマダン期間の楽しみ方としておすすめはラマダンバザール。夕方頃からは断食明けの食事を求める人で賑わいます。この時期にしかお目にかかれない珍しいお菓子や料理もありますよ。ラマダン期間はイスラム暦に応じて毎年変わるので、必ずチェックしてからマレーシアを訪れてくださいね!